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あたしは誰のもの?

第16章 溢れ出す想い




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「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」



雄汰は隼たちのいる店に帰った

そして彼らに話した


「なるほどな・・・」

雄汰は目を真っ赤に染めていた

涙を流したあとを残して店に戻ってきた


「・・・・・・なぁ雄汰、顔をあげてそこに立て」

流架が低い声で言った

「・・・は?」

「いいからそこに立てよ」


雄汰はまるで生気をなくしたかのようにフラフラと立ち上がり、流架の言うようにした


流架も立ち上がり雄汰の前に立つ



「・・・・歯くいしばっておけよ?」

「なッ」


ゴッ!

ガシャンッ!!


鈍い音と椅子の倒れる音共に雄汰は倒れた


流架に殴られた

「・・ッなにすんだよ!!流架ッ」

だが流架は雄汰を再び殴ろうと腕を振り上げた

ガシッ
 
「おい!流架、やめろ!」

祥平と和泉が流架を止めた



 

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