
あたしは誰のもの?
第22章 おまけ(END2)
「.....夢じゃないよな」
「ふふ..夢じゃないよ」
哉夜は少し力を緩め、
「...キスしてもいい?」
こくりと首を縦に振る
ゆっくりと2人の唇が交わされる。
触れるだけのキスなのにすごく気持ちよくて心から幸せで溢れる。
唇が離れる。
一瞬なのかもしれないが2人にとっては長いキスに思えた。
「冷華..すぐあいつらを呼ぼう」
今まで緩んでいた顔が途端にいつもの
真剣な顔へと戻る。
冷華は一瞬、不安が過る
「俺のものになったてあいつらにゆっとかねーと」
でもそんな不安は気のせいだと冷華は確信した。
ーーーーーまさか、的中するなんて思わずに
