ファースト・ラブ
第2章 第1章
あたしの息が荒い。
「どうしたんだよ ?? そんなに息切らして(°°;) そんなにオレに会いたかったか ??(笑)」
南が目の前で高々と笑っている。
…その笑顔の裏でたくさん苦しくてツライ思いしてたんだね……。南…(;_;) !!
「ハハハハ…ハ…ハ………沙菜 ??」
南が心配そうに呼びかけてくる。あたしは覚悟ん決めて南を見つめ直した。
「……ゴメンなさい !!!!」
「えっ !?」
南は、かなりびっくりした顔ですごくおろおろしている。
どうやらあたしが何を謝っているのかわかっていないらしい。
「どっ、どうした ?? 何を謝ってんだよ ?? お前オレに悪いことしとねーだろ ??」
「ううん。いっぱいしたよ…。……南って…好きなコ、いるでしょ??」
「えっ!?!? なっ、なんだよ !!いきなり///」
南にそう聞いたら南は顔を真っ赤にしてそう言った。
この様子を見ると……やっぱり好きな人がいるみたいだ。
「いるんでしょ…… ??」
念のためにもう一度同じことを南に聞く。
「…………あぁ。いるよ///」