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ファースト・ラブ

第2章 第1章



南…。たぶん今まですごくツライ思いしてきたのにあたしの幸せのことも考えてくれるなんて…(;_;) いい人すぎるよ (泣)

「じゃあ今日からよろしくな !! 沙菜///」

南は嬉しそうな照れ臭そうな笑顔でこの場を去った。
よかった~♪ 喜んでもらえた !! よぉ~~し !!!! 今日からガンバるぞ~ ◎


「沙菜ーっ !!」

後ろからあたしを呼ぶ声が聞こえた。振り向くと、唯がパタパタと廊下を走りながらあたしの方に近づいてくる。

「南くんとちゃんと話できた ??」

「うん !! さっきのことあやまったら許してくれたよ ☆」

「よかったじゃあん !! 次は直くんの番だね !! 沙菜、ガンバってね ◎♪」

「うん !! ありがとう唯★*゜」

唯はいつでもあたしの話を親身になって聞いてくれて相談に乗ってくれる。
あたしはそんな唯が大好きだ。あたしはほんっと~にいい友達をもったよなぁ **


午後の授業では、南と直の禁断の恋について何かあたしにできることはないかとそればかりを一生懸命に考えていた。(あたし一応受験生なんだけどね…。)


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