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おいしい関係

第9章 8

「‥ッ‥‥あン」


彼女が、漏らした喘ぎ声に
微かに残っていたらしい理性が俺に語りかける。



このまま突っ走ったら、ここでヤッちまうぞ




俺は残り少ない理性を総動員して、彼女から唇を離した。



軽い調子で

「ごちそうさま」


そう言った。

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