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おいしい関係

第17章 16

手早く食事の準備を整えてゆく。


いつの間にか由良も、俺の傍らに来て調理する俺の手元をジッと見ていた。


由良も調理学校の学生だもんな‥‥
今度、飯でも作ってもらおう。



「よしっ!出来たぞ」



出来上がった料理を2人で運ぶ。



「いただきまーす」


「ん‥美味しい♥」


料理を一口食べて、とろける顔で微笑む。


俺は、やっぱり由良のこの顔が一番好きだ。

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