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おいしい関係

第17章 16

シンクに皿が落ちた事にも気付かない程に、キスに酔いしれていた。



由良が、俺を欲しがってる‥‥

でも、まだやらない。

前は、俺ががっついちまったからな‥‥

今日は由良に「欲しい」って言わせたい。




俺は、すっと由良から躰を離し

「デザートもいただいた事だし、そろそろ帰るか」

何も無かったかの様にそう言った。

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