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ガーディスト~君ヲ守ル~

第13章 和解

「あ、今日からゆうちゃんって呼ぶわw」


「あ、じゃあ…あたしも♪」


「…やめてくれ…」





そんな会話をしていると、突然扉をノックする音が響く。
祐司が「どうぞ」と声をかけると、スーツを着た男性が現れた。




「あ…」




見覚えのあるその姿に、祐司と護は目を丸くする。




「斉藤さん…」




「おめぇは…祐司じゃねぇか」




スーツ姿の男はそう言ってネクタイを緩めた。



つばきは斉藤と呼ばれた男をまじまじと見る。



(けっこうイケメンかも…)




「…んだよ、傷害事件起こしたのはおめぇらか?」




斉藤はそばにあった椅子にドカッと座った。




「…ええ、まぁ…」




祐司は険しい顔をして言う。




「ボディーガードが傷害事件かよ…落ちぶれたもんだな」




「てめぇ…こっちにだって事情があんだよ!!」




斉藤の言い方に腹を立てた護が食ってかかると、斉藤はチラリと護を見た。




「おめぇは…名前が出てこねぇ」




「白石護だよ!!」




「わり…記憶にねぇ」




斉藤の言葉にいじける護…。





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