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ガーディスト~君ヲ守ル~

第13章 和解

扉が閉まるのを確認すると、つばきは祐司に向き直った。




「今のって…大丈夫ってこと?」




瞳をウルウルさせながら聞くつばきに、祐司はクスッと笑い「あぁ」と呟いた。




その様子を横目で見ていた護は、チッと舌打ちする。




(お前ら…俺の存在忘れてねぇか?あ~あ、俺も誰かとイチャイチャしてぇ…)




その時、再び扉がノックされた。




「どーーぞーー」




投げやりな態度で護が返事する。




入ってきたのは、圭吾とつぐみ、そして社長の乙姫だった。




「やあ~~、2人とも具合はどうだい?」




乙姫は相変わらずニコニコしながら話しかけてきた。




「あ~なんとか生きてますよ」




ブスッとしながら護が答える。




(圭吾のやつ…今まで東さんと何してたんだよ…。ったく、どいつもこいつもイチャイチャしやがってよぉ…)




「まあまあ、そのうち護くんにも春が来ますよ」




「!?」




乙姫の言葉にギクッとなる護。




「は?…え?俺、口に出してた?」




「出してませんよ」




ニコニコ笑う乙姫。




「ま、頑張れよ」




ポンと肩を叩く圭吾。




「うっせぇよ!」




ほんのりと頬を赤く染める護。




「まもちゃんでも照れるんだね~」




つばきがニヤつきながら言った。




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