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ガーディスト~君ヲ守ル~

第14章 それぞれの道

「えへ、村上さぁん、呑んでる~?」



つぐみは上機嫌で、祐司の腕に自分の腕を絡ませた。



「!!」



その行動にショックを受けるつばき。



「村上さぁん、一緒に呑もう?」



祐司に体を擦り付けるつぐみ。
心なしか、つぐみの胸が祐司の腕に当たっている。



「東さん…大丈夫ですか?」



「ふぇ?大丈夫だよぉ~♪村上さんって、優しいから好きぃぃ~♪」



「!!!!」



更にショックを受けるつばき。



「おい、誰だよ?東さんに酒呑ましたの」



護が言うと、カウンター席でヒラヒラと手を振る忍がいた。



「おっさん…」



額を抑える護。



「あれ?そういえば圭吾さんの姿がない」



料理を口に頬張りながら、美夏が言った。



「あいつ、どこ行ってんだよ」



すると、奥の部屋から歩いてくる圭吾の姿が見えた。
圭吾と目が合う護。
そしてすぐに、目線は隣のつぐみに…。




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