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ガーディスト~君ヲ守ル~

第3章 恋の予感




「やぁ、皆さんおはよう」



会社に着くと、乙姫社長が笑顔で出迎えてくれた。



「祐司くん、警護は順調かい?」



乙姫社長はにこやかに話す。



「はい、ちょっと状況が変わったので、戻ってきました」

「そう…」

「俺の判断で進めていいですか?」

「いいよ、この件は祐司くんに任せたからね。ただし…」



乙姫社長は祐司から目をそらし、つぐみを横目で見た。



「…慎重にね?」



言いながら祐司の肩をポンと叩く。



(この人には何もかも見透かされてるような気がするな…)




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