ガーディスト~君ヲ守ル~
第3章 恋の予感
祐司はつぐみを別室に案内した。
護も同席する。
「東さん、今から言うことを心して聞いてください」
「はい…」
何を言われるのだろうと、つぐみは少し緊張していた。
「記憶が途切れている原因が、わかりました」
「本当ですか?!」
護も驚いている。
「東さん、あなたにはある霊が取り憑いています」
えっ…?とつぐみは固まった。
「昨夜俺が部屋の外で待機していた時、あなたは扉を開けました。それは覚えていますか?」
「?いいえ…」
「あなたは俺にこう言いました、『自分の体を探したい』と」
「え…?全く意味が…」
動揺するつぐみ。