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ガーディスト~君ヲ守ル~

第7章 闇の声




「なにしにきた」



祐司は闇に向かって、言い放つ。



《ボクのこと、覚えててくれたんだね…
ウレシイよ……》



闇の中で、男の声が響いた。
姿は見えない。



「俺の前に、二度と現れるなと言っただろう」



《フフ…そんなに怒らないでヨ…》



「…」



《ボク…君ヲ助けたくて来たんだヨ…》



祐司はこめかみをピクッとさせた。



「何を企んでいる」





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