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ガーディスト~君ヲ守ル~

第7章 闇の声




《つばきちゃんと、つぐみちゃん…
カワイイよねぇ……》



「!」



祐司は目を見開き、
闇に向かって睨みつけた。



《フフ…
そんなに睨まないデヨ…》



「…やめろ」



《ボクたち、トモダチでしょ…
だから、協力してあげる…》



「やめろ!!」



祐司が叫ぶと、突然フッと体が軽くなった。
金縛りが、解けたのだ。



ゆっくり体を起こし辺りを見回すが、男の声の気配はすでになかった。



祐司は頭を抱えた。



(今更…なぜ…)





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