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ガーディスト~君ヲ守ル~

第7章 闇の声


「キャアアァァーーーー!!!!」



甲高い悲鳴が辺りに響いた。



まだ血の付いた、光るものを握りしめた男は静かに口を開いた。



「ユウジくん…ボクが殺してあげたよ」



男は少年の姿の祐司をまっすぐに見つめた。



祐司は目を見開いたまま、動かない。



「…憎かったんだよね。だから殺してあげたよ」



男は二ヤッと笑った。





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