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もしも僕がね、

第4章 大切

ギシッ、とベットが軋む音が響く。

「んっ、ちょっ…早川…」

キスされて…そのまま押し倒されそうになる。


「何……?」

「なにって……んんっ!!」

口の中に早川の舌が入ってきた。
内部を乱していくのに探るように歯の裏側から舐めてくる。


「……ぷはっ!おい、窒息死させる気か!」

ぜーぜーと酸素を求める俺。


「アホか…息止める方が悪い。」

「そんなこと言ったって…ちょっ!待て待て待て!!」

ついに早川に押し倒され、俺の両手首を片手で押さえ付けられた。


「早川……っく、馬鹿…お前そんなことしたら俺死ぬから…」

冗談抜きで激しい運動をすると発作が出て死ぬ可能性が高い。

「……分かってる。別に最後まてしようとしてるわけじゃない。」

そうは言っても早川はやめる気はなかった。

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