壊れる程に愛してる。
第3章 日常
私が言葉を返す暇もなく、彼の反り勃ったモノが私の奥へと突き立てられる。
今にもはちきれそうなくらいに膨れ上がったモノを受け入れ、いつもより敏感に反応する体。
どうして…と気付いた頃は、もう遅かった。
「ダメぇ…っ!!しょ…う…生じゃあ…っ!!ダメ、だからぁっ!!あ…っ早く…抜いてぇ…っ!!」
「イクよ…」
「ダメ、な、のぉ…っ!!ああぁっ!!イヤ…んあぁああぁっ!!」
再び私が果てると同時に彼も私の中で果てた。
彼の精液がドクドクと注ぎ込まれ、壁に当たる感覚。
快感の絶頂に伴う脱力感以外の喪失感に襲われながら、私達はしばらくの間荒く呼吸をしながら体を繋ぎ合わせたままでいた。
「ルナ…おやすみ」
彼の優しい声と腕に抱かれて、いつ眠りについたのかは憶えていなかった。