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コンビニでのセクハラ

第8章 エピローグ

スタッフが勘付いてくれてた時に、平常心を取り戻し、きっぱりやめていたら、きっと今の私はいません。

全く違った人生になったと思います。

理性が残っていた頃にオーナーに言った事があります。セクハラで訴えます、と。すると、両親、家族を悲しませ、裁判所でも、証言しなければいけない。自分1人の問題じゃない、と言われた瞬間、心が折れ、バイトを辞めるまでの半年間、非日常的な日々が続きました。

よく続けたな、と自分でも思います。辞めた後、思い出す度に、逃げなかった自分、受け入れ、流されてしまった自分を何度も数えきれないくらい責めました。

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