
平和のために
第12章 文化祭
近づくにつれて
光先輩は緊張してきたのか
「トイレ行ってくるっ」
って言ってトイレに行った
ってもうすぐなんですけど!!
大丈夫かな〜
…
「あの…先ほど受付を
やっていた方ですよね…?」
他校の生徒だろうか
ちょうど1つ前の女の子が
話しかけてきた
っていうか…ほぇ〜美人…
そうじゃなくて!!
「よ…よくわかりましたね!!
私を知っている人でさえ
私のことわからなかったのに…」
「ふふっ
何ででしょうか?
1つ言えるのはあなたを
見間違えるはずが
ありませんからね…」
…?
「おーいお待たせ〜」
―ツギノカタドウゾ…
「あ、私の番みたいです
さん?
失礼しますね」
「ええ…」
