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平和のために

第12章 文化祭

かくして私たちの番になった

さすがに仕掛けを
知ってはいても
怖いな…





しかも本番だからだろうか…

何かリハーサルと
雰囲気が違う…



いや…本番だからじゃない





思わず…
光先輩のYシャツの袖を
ギュッと握っていた




「…わかるのか?」



「先輩…何か…
おかしいです


隠れている気配はするのに
誰も出てきませんし

このお化け屋敷自体が
現実場馴れしていると言うか」


しかも隠れている気配は…
シフトの10人ばかじゃ
ないような気もする…





「だよな…
俺から絶対にはぐれるなよ」




「先輩…」

















ズル…

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