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トライアングル・ラブ -素直になれなくて-

第2章 出会い


「俺は、武井裕也。あだ名とかは…ねーかな。」

「よし!裕也な!よろしく!」


山口隆…いや、山Pは俺に右手を差し出してきたので、俺は右手を出し、ガッシリと握手をした。


「お前、山Pってキャラじゃねーだろ。」

「よく言われる。」

山Pはケラケラと笑った。


まさかコイツが親友になり、ライバルになるなんて、この頃の俺は考えもしなかった。

それから、山Pと中学の話やこの高校にまつわる噂話をしたりして、俺たちは距離を縮めた。

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