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トライアングル・ラブ -素直になれなくて-

第3章 名前



「グッドモーニング裕也~!」

「お前は朝からテンション高いのな。」


昨日知り合ったばかりなのに俺と山Pはもうすっかり打ち解けていた。

男なんてこんな感じ。
一言会話すればもう友達。

そう思っているヤツは多いだろう。


「ホームルームだけのために来るとかダルくね?」

「めっちゃダルい。」


名前順で座っている教室。
偶然にも山Pは俺の右隣。

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