テキストサイズ

トライアングル・ラブ -素直になれなくて-

第4章 涙



「なに?!誰か来た?!」

「ちょっ、出よう!」


そんな捨て台詞を吐き始めたクソ女共。


どんだけビビりなんだよ、バーカ。


すると、“バタバタ”と足音が近づいてきた。


「なんだ…誰もいないじゃな…「こーんにちは。」


俺はクソ女たちが角に曲がってきた瞬間、身を乗り出した。


「だ…誰よあなた…。」


いきなりの俺の登場に目を丸くするクソ女たち。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ