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希望の欠片もない大切な人。

第4章 初

~2人side~


そして────



私の、

俺の、


気持ちは膨らみ────


この気持ちは、


お父様に、

娘に、


向けるものではなくなり────


男に、

女に、


向ける気持ちが溢れていった。


お父様、いえ公麻さん。

娘、いやルーリ。



好きです。

好きだ。



────気持ちは溢れるばかり

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