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希望の欠片もない大切な人。

第4章 初



「…っ。ルーリ、抱いていいか?」


公麻は、そっとうなずくルーリを見ると、ルーリを抱き寄せた。



「こっち見て」


そんな公麻の声に顔を上げたルーリの唇に優しい、優しいキスが落ちる。


キスの合間

「ルーリ、好きだ。ホントに、大好き」


公麻の甘い声にルーリの頬には、さっと赤みが差す。


「…///私も」



ぎゅ〜


「ルーリ、かわいすぎ」

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