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「で、でもっ！……気持ちはお父様が初めてだから…///」

「…も〜、そんなかわいいこと言うなよ。俺、ビンビンになっちゃうから」

公麻の赤裸々な言葉に動揺して、ルーリの顔は真っ赤になる。

「お父様、そんなこと言わないで…」

「ごめんごめん。でもホントのことだから。それくらい俺にとって、ルーリは女なの」

さらっと愛をささやかれたルーリには免疫がないため、また赤面してしまった。

「あと、ルーリ。お前また、お父様に戻ってるぞ。公麻だ、公麻」

「……はい。///……公麻さん///」

「ほんっと、かわいすぎだから」

「こ、公麻さんも、……いつもよりずっとかっこいい」

ルーリは、いつもは一人称が僕である公麻が、俺という一人称を使って、いつもよりくだけた若者のようなしゃべりかたにドキドキしていた。