えっちな理科準備室
第13章 さようなら
そして僕はその7メートル程先にある柱に向かって声をかけた。
「おい、誰だい?僕のセックスを覗き見していたデリカシーの無いヤツは」
そう、僕はセックスの最中常に何物かの視線を感じていた。まあ、誰に見られようが関係のないことだが、黙って覗き見などされて気分がいいはずは無かった。
僕はその柱に近づき、反対側を覗き込んだ。
するとそこには、見覚えのある一人の女子生徒が柱を背にしゃがみ込んでいた。
「きゃっ!!」
僕の顔を確認したその女子生徒は小さく悲鳴を上げると大胆に開いていた股を閉じた。
どうやら彼女は僕のセックスを見ながらにオナニーをしていたようだった。この校舎内で女子が一人でオナニーをするという光景は特別珍しいものでは無かった。
「悠馬くん・・・ごめんなさい・・・その・・・歩いてたら・・・偶然・・・悠馬くんがエッチしてて・・・あの・・・覗きなんていけないと思ったけど・・・興奮しちゃって・・・あっ・・・その・・・我慢できなくて・・・」
慌てていてどうも要領を得ない。
「あゆみ・・・か」
僕はその女の名前を呟くと、その場から逃げるように立ち去った。
「あっ・・・悠馬くん・・・待って!」
背後から僕を呼び止めるあゆみの声が聞こえた。
でも僕は立ち止まらなかった。
気づけば僕はあゆみという存在を避けるようになっていた。
この世界の支配者になる男であるこの僕が・・・たった一人の少女を恐れていたのだった。
「なぜだ・・・なぜ僕は・・・」
まるで自分が自分でなくなるような感覚だった。
「おい、誰だい?僕のセックスを覗き見していたデリカシーの無いヤツは」
そう、僕はセックスの最中常に何物かの視線を感じていた。まあ、誰に見られようが関係のないことだが、黙って覗き見などされて気分がいいはずは無かった。
僕はその柱に近づき、反対側を覗き込んだ。
するとそこには、見覚えのある一人の女子生徒が柱を背にしゃがみ込んでいた。
「きゃっ!!」
僕の顔を確認したその女子生徒は小さく悲鳴を上げると大胆に開いていた股を閉じた。
どうやら彼女は僕のセックスを見ながらにオナニーをしていたようだった。この校舎内で女子が一人でオナニーをするという光景は特別珍しいものでは無かった。
「悠馬くん・・・ごめんなさい・・・その・・・歩いてたら・・・偶然・・・悠馬くんがエッチしてて・・・あの・・・覗きなんていけないと思ったけど・・・興奮しちゃって・・・あっ・・・その・・・我慢できなくて・・・」
慌てていてどうも要領を得ない。
「あゆみ・・・か」
僕はその女の名前を呟くと、その場から逃げるように立ち去った。
「あっ・・・悠馬くん・・・待って!」
背後から僕を呼び止めるあゆみの声が聞こえた。
でも僕は立ち止まらなかった。
気づけば僕はあゆみという存在を避けるようになっていた。
この世界の支配者になる男であるこの僕が・・・たった一人の少女を恐れていたのだった。
「なぜだ・・・なぜ僕は・・・」
まるで自分が自分でなくなるような感覚だった。