テキストサイズ

えっちな理科準備室

第4章 新しい実験台

「えっと、それで…誰に飲ませればいいのかな?」

私が訊ねると悠馬くんはニヤリと笑い言いました。

「あゆみ、きみは佐倉雪乃と仲が良かったはずだよね」

雪乃ちゃん…
優しくて、活発で、スタイルがよくて、誰からも好かれる私の親友…。

「うん…親友だよ、雪乃ちゃんは」

私がそういうと悠馬くんは満足そうな表情を浮かべました。

「それじゃ、彼女にこの薬を飲ませてやってくれ。親友のきみなら、怪しまれずに飲ませることなんて簡単だろう」



……

「うん、わかったよ悠馬くん」

私は悠馬くんの実験台です。
悠馬くんの言う事ならなんでも聞きます。例えそれが、親友を陥れる事でも…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ