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えっちな理科準備室

第5章 実験材料

「お前たちに、この薬を飲んでもらう」

悠馬くんは小さな小瓶を取り出しました。中には黄色い錠剤のようなものが詰まっていました。前に私と雪乃ちゃんが飲んだものとは違うものです。

悠馬くんは何の説明もせず、私たちの口に1錠づつ薬を入れました。

「そのまま飲め」

そう言われた私たちは、ごくりと薬を飲みこみました。

「…これを飲んだ私たちはどうなっちゃうの?悠馬くん」

雪乃ちゃんは目を輝かせながら聞きました。何かを期待しているのは明らかです。…私もですが。

「すぐにわかる」

悠馬くんはそれだけ言うと、部屋の隅に置いてあった2つのバケツをそれぞれ私たちの椅子の前に置きました。

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