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好きって言わない距離

第6章 ご褒美

「プールは杉崎には危険過ぎる」


「…へっ?」


どんな危険?


「あ~杉崎溺れたりするだろう。助けきれない」

私、泳げるんですけど…


榊原君泳げないのかな?


まっいいや。


「じゃあ、遊園地♪」


「うん、それなら連れてってやる」


「やった!」


わ~い!榊原君と初デートだ。


多分、私の顔は相当にやけていたと思う。


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