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星空の下。

第3章 真実。

「チーッす!!」

今日最後の授業20分前に
"高岡君"は教室に入ってきた。

「高岡ー、お前来るんだったらもっと早く来いよー。」

先生が苦笑しながら言った。


「へーい。」

そう言いながら
私の隣の席へ座った。

席に座ったとたん
うつ伏せになり寝てしまった。

来たとたん寝るの!?
何しに来たの??

彼の寝ている横顔を
ふと見つめた。


あぁ。
こうして見ると
"りゅーちゃん"の面影がある...

もし、私がアメリカに行ってなかったら
私達の関係ってどうなってたんだろうね。

恋人になってたのかな??


ねぇ、私だよ。茉里亜だよ。

気づいてよ、りゅーちゃん。

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