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星空の下。

第6章 本当のキモチ。

目の前にいたのは門川君だった。


『門川君も風邪??』

彼の額には熱冷まシートが。

「日南さんも?」

お互いに笑いあった。


すぐそこにあったソファーに腰を掛け、昨日の出来事を報告し合った。

私は
日本科学未来館に行ったことを話した。

帰りの事は
もちろん、話せる訳もなく...


門川君は
彼女が行きたがっていた渋谷と秋葉原のどちらに行くかでケンカをしたそうだ。

結局、別れ話にまで縺れ
修学旅行先で破局したらしい。


その後も
多和いもない話をしていたら
気付けば1時間以上も経っていた。


『門川君、私そろそろ部屋に戻るね。』

本格的に頭が痛みだした。
体もダルくなったし...

そう言って
立ち上がると....

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