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星空の下。

第6章 本当のキモチ。

『ありがとう、門川君。』

彼に体を支えてもらい
何とか部屋へ戻ることができた。

門川君自身も風邪を引いてるのに...
悪いことしちゃったな....

ベットにそっと私を置き
部屋を出ようとしたとき。。。

「あの、さ。1つ聞いてもいい?」

遠慮がちに私の目を見つめて言った。

『んっ??』

私も見つめ返す。


「昨日、高岡となんかあった??」

『へぇ!?』

予想外な内容に間抜けな声がでた。


「昨日さ、オレと高岡の部屋に山之口が来て。オレは部屋から追い出されて2人で何かを話してたからさ。」

『そのことと私にどんな関係が??』

「部屋の中から"茉里亜"って単語が聞こえて。」


ははーん。

昨日、お風呂から上がったとき
柚香の姿がなかったのは
りゅーちゃん達の部屋に行っていたからかー...

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