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星空の下。

第8章 小さな嫉妬。

『私、先に行ってるよ??』

りゅーちゃんが他の人と
イチャイチャしているのを見るのは
何だかモヤモヤしてしまう。


「あっ、ちょっ...」

りゅーちゃんが私の元に来ようと
歩き出したら...

「ダメっ!!昨日も、その子と一緒だった
んでしょ!?今日はミオの相手をしてよ!!!!」

そう言って彼女は
ギュッとりゅーちゃんの腕を掴んで離さなかった。

「無理。てか、離せよ。」

無理矢理にでも離れようとした
りゅーちゃん。


『いいよ、別に。じゃぁ、また。』

たぶん、私が言っても
ミオさんはりゅーちゃんから離れないと思うし...

"さっさと、向こうへ行け"と
彼女の顔に書いてあるし。


彼等の方へ振り返り

『どうぞ、ごゆっくり。』

と嫌味ったらしく言った。

主にりゅーちゃんへと。


ねぇ、教えてよ。

どうして、こんなにも胸が締め付けられるの??

キミが他の人と話している姿を見るたびに、
言葉に出来ないくらい胸が苦しくなる。



ねぇ、教えて。

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