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星空の下。

第8章 小さな嫉妬。

『へぇー!!そうなんだっ!!そんなことがあったんだー!!!』

「そっ。だから、オレは山之口の命令を拒否できない訳。」


お店に入ってから何分経過したのだろう。

柚香と門川君の関係について
話していた。

聞けば聞くほど
面白おかしく、聞き入ってしまう。


はぁ~、笑いすぎた。

たぶん....。

たぶん、門川君は
私を笑わせようとしてるのかな??

私の勘違いだったら
恥ずかしいから聞けないけど。


今度、恋をする相手は

門川君みたいな人がいいな...。


「そういえば、何時集合だっけ?」

彼の一言で
手首につけていた時計を見た。

時計を見た瞬間。

私の顔は青ざめていった。

『どうしよう...。集合時間から10分経ってる.......。』

団体で行動している今、

5分でも遅れたりすると
周りに迷惑がかかってしまう。

しかし、
すでに10分が経っていた。

急いで携帯を見ると

案の定、柚香から大量のメールと電話が。。。



ふぅ~。

っと門川君が一息。

『??』

「走りますかっ!!!」

『え"っっ!?』

「レッツゴー!!!!」

彼は私の腕を引っ張り外へ。

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