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愛しい人~テニプリ~

第3章 #3

今日は雨で部活は休み。


傘を持ってない俺は雨宿りのために部室に来ていた。

止んだら帰ろうと思っていた。



『なんかさ~、おチビと他のやつがダブルス組むのって…なんか、やなんだよね~』



今から思えば、手塚に何て、発言してんだろってカンジだけど(笑)




『何だそれは。お前にしては、珍しく随分と越前に執着してるじゃないか』



手塚が作業をやめ、顔をあげる。



『えっ?そう?何となく…だよ』




この時は気づいてなかったけど、俺はかなり、おチビが好きになってたのかも。

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