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愛しい人~テニプリ~

第2章 #2

「あ、わりぃ。そうだっけ?何か、お前って…もったいね~、好きな人とかもいないの?」


「えっ!?あ~、いない」


いつも以上に聞いてくる友人にドキドキ。


「じゃあ、今度合コン――」
「ほらっ!お前は明日も仕事だろ?帰るよっ!」


友人の言葉を遮り、俺は愛車のバイクに跨がり、エンジンをかけた。



「お、おう!またな~」



少々納得のいかない友人を置いて、俺は家へ向かった。

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