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契約彼氏

第3章 *越えた一線...





「おはようございます。」



「おはようございます。」









今さらながら、なんだか照れくさい―・・・




いつも通り、両替の伝票を受け取りお金を預かる。










「あ、ネイル変えました?」



「え?あ、そうなんですよ!」









昨日変えたばかりのネイルに気付く彼の目利き・・・


さすが、美容関係の仕事をしてるだけある。










「お洒落してますねー」









そういえば、彼の敬語に違和感を感じる。




2人で会った時は最初から最後までタメ語で、今思えばそっちに違和感を感じるべきだった。









「お掛けになってお待ちください。」



「はーい。」










年下の彼の方が堂々としてる。



ちょっと親しくなったくらいで私の方が接し方に戸惑いを感じてた。



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