契約彼氏
第3章 *越えた一線...
To.夏目 陽飛
title.Re.Re.Re.
今日お休みだったんだね!
私はいいけど、夏目くんはせっかくの休みなのにいいの?
休憩時間に送ったメール。
すぐに返信が来た。
From.夏目 陽飛
title.Re.Re.Re.Re.
いいよー(*^^*)
ATMの入口ら辺にいるね♪
今日は何曜日!?
水曜日・・・・
ってことは早帰り!!
一気にテンションが上がって、午後だというのにやる気がみなぎる。
「あ、美玲!お疲れ!」
「優子!聞いて!!」
「な、なにっ!?」
夏目くんとの関係を支店で唯一知ってる優子。
携帯を差し出し「やばくない?」と顔が緩んだ美玲を、優子は大きな目をさらに見開いた。
「っ、やばい!!
え、なになに?いきなり新彼候補?」
学生並のノリで盛り上がる恋愛話。
女性更衣室ならではの光景―・・・