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契約彼氏

第3章 *越えた一線...





『お客さん、この先工事中で通行止めなんですけど、遠回りすると30分以上かかっちゃいますね。』




「美玲ちゃん、どうする?」








運転手さんの言葉を美玲に振るが答えはない。








「美玲ちゃん・・・?」









陽飛の肩に頭を預けた美玲はすっかり夢の中―・・・・










「あの、じゃあ、●●駅に向かってもらえますか?すみません。」



『はい、かしこまりました。』









方向転換をして逆方面へと走り出したタクシー。




陽飛の告げた行き先へと向かった。


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