
契約彼氏
第3章 *越えた一線...
「元彼と比べんな。」
「ぇっ......?///」
「顔に書いてある。」
あまりにも心を読まれすぎてて、思わず頬を手で擦った。
「まじで書いてあるわけないじゃん。
泣くほど嫌だ?俺に抱かれんの。」
夏目くんから聞いた「俺」って言葉―・・・
いつもは僕キャラで可愛いのに・・・
今の夏目くんは人が変わったみたいに男らしい。
「嫌じゃない・・・っ///」
ふるふるっと首を横に振ると、また夏目くんが優しい口づけをくれた。
「美玲ちゃん、ほんと、エロすぎてヤバイ。」
こんなこと言われて、ちょっぴり嬉しくなってる私って―・・・
すぐ横にあったドアを開けると中に入るよう促されて、入った瞬間に匂いで夏目くんの部屋だとわかった。
