契約彼氏
第4章 *イメチェン..
「よし、今日はオール覚悟でもう一軒!」
「行こーっ!!」
酔った勢いでテンションも高くなり、とにかく笑いが止まらなかった。
「てかさ、さっきのナンパやばくなかった?手口古すぎて唖然だったし!笑」
「確かにー!笑
てか、まず鏡見て出直してほしい。」
「美玲キツ!笑」
再び来た大きな交差点・・・・
信号待ちしようと人混みの後ろで待機する。
「あーカラオケ行きたい」
「カラオケ・・・いいね。」
「え?」
「行こうよ!カラオケ!」
「行っちゃう?」
「行っちゃおー!!
美玲あんた最高っ!」
二人で無駄にジャンプしたりしてはしゃいだら、前の人が振り向いて私たちを見た。
その瞬間に、ぴたっと止まった美玲の動き。
「美玲?どうしたの?」