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契約彼氏

第5章 *葛藤...





「え・・・っ、」









唇が離れると動揺を隠せない美玲が鏡越しに陽飛を見つめた。











「美玲ちゃんは元が可愛いから、僕の魔法は今日が最後。」



「夏目くん・・・?」









意味ありげに切なそうな目をした陽飛は片付けをすると、今度は直接美玲を見た。









「僕も準備してくるから、ちょっと待ってて。」








今日の夏目くんはどこかいつもと違うー・・・




美玲の心にはひっかかるものがあり、今日を最後に陽飛との関係が終わってしまうような気がした。



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