合縁奇縁〜ついてまわる運命〜
第2章 居場所
その夜、部屋の電気を消して、二人で話しはじめた。
「何かまだ1日しかたってないのに、どうして愛瑠とは昔からの付き合いの様に思えるのかね。」
「私だけじゃないでしょ。」
何のことを言っているのか、少し考え込む。
「新くんもそうなんじゃないの?今日、楽しそうに話してたじゃん。」
今にも聞こえてきそうな笑いと、愛瑠の不敵な笑みが思い浮かぶ。
「そんなこと言ったら、愛瑠だってマコ兄と楽しそうに話してた気がするんだけどなあ。見ていないと思っても、私は横目でずっと追ってたんだよ。」
「なにそれ・・・。」
笑う一方で、愛瑠はまじめな質問をぶつけてきた。
「ここがいいんでしょ?見つけたんでしょ?居場所・・・。」
そのまじめな質問に私は静かに答えた。
「うん、見つけた。ここが・・・うちの居場所。」
「何かまだ1日しかたってないのに、どうして愛瑠とは昔からの付き合いの様に思えるのかね。」
「私だけじゃないでしょ。」
何のことを言っているのか、少し考え込む。
「新くんもそうなんじゃないの?今日、楽しそうに話してたじゃん。」
今にも聞こえてきそうな笑いと、愛瑠の不敵な笑みが思い浮かぶ。
「そんなこと言ったら、愛瑠だってマコ兄と楽しそうに話してた気がするんだけどなあ。見ていないと思っても、私は横目でずっと追ってたんだよ。」
「なにそれ・・・。」
笑う一方で、愛瑠はまじめな質問をぶつけてきた。
「ここがいいんでしょ?見つけたんでしょ?居場所・・・。」
そのまじめな質問に私は静かに答えた。
「うん、見つけた。ここが・・・うちの居場所。」