俺様彼氏は甘えん坊
第7章 繋がる想い
こうしてその騒ぎはおさまった。
今は絢さん家までの道を歩いている。
「朝日くん…。ごめんね?」
「は?な、なんで?」
「私、また怪我させちゃった…」
絢さん俺の顔を見て言った。
俺は自分の唇に手を当てた。
あ…。
殴られた時、切れたんだ…。
てか絢さん…。
そんな悲しい顔しないでくれよ…。
俺はいてもたってもいられなくなり、絢さんをギュッと抱き締めた。
「えっ…あ…朝日くん?///」
「絢さん。絢さんは全く悪くねぇ。悪いのは俺の方だ。ごめんな?」
「ううん…。私…私…グズン」