えっちな妄想は生きる糧。
第2章 カレ×カノ@彼氏の部屋で
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「風香…体、大丈夫?最後…俺、突っ走っちゃって…」
ひととおりの行為を終え体を軽く濡れタオルで拭いたあと、ベッドで抱き合いながら雄大くんが尋ねてきた。
身体中痛いし下腹部もズキズキする。
今はタオルを敷いてくれているけれど、その前のそこには血がベットリと付いていた。
「痛いし辛いよ…けど、こんなに幸せで嬉しい痛み、初めて。雄大くん、ありがと」
本当に、幸せ。
「俺の方こそ、ありがとう…ずっと、大切にするよ…大好き風香」
嬉しい…こんなに愛されてて、本当に幸せだな、あたし。
さっきまで不安になってただなんて、本当に馬鹿みたい。
「落ち着いたみたいだね…じゃ、2回戦いくか」
え…えっ!?
耳を疑った。
さっきたくさんしたつもりだったのに…っ!!
「当たり前だろ?まだ、いっぱい教えなきゃいけないことあるんだから」
「え…っあああぁんっ!!」
カレ×カノ@彼氏の家で
-完-