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人外娘系

第35章 お嬢様娘Ⅱ『戦い×新敵×前編1』

移動した時にはすでに周りは真っ暗になっていた



ガバス「チッ、夜は特に魔物が現れやすい、ひとまず泊まるぞ」



ラスク「ちょっと待てよ、まさかこんな風が吹いてる中で寝たら風邪引くだろ!」



ライダー「そうだよ、お嬢様も嫌って言ってますよ!」



ガバス「知らねぇよ、自分の力で寒さを凌げ」



サフィはラスクとライダーを自分の所に寄せて温め合う



ガバス「ちょっと待てや!俺が入ってないぞ!」



当然の事ながら彼は完全に嫌われている為、仲間に入る事さえ出来ない状態であった



ガバス「そっそんなバカな!」



そしてライダーとラスクは身体の体温でサフィの冷たい身体を寄せて温めた



サフィ「ムニャ~、何だか眠くなってきたよ~」



ラスク「なんだ?俺も急に眠く……ZZZ」



ライダー「…ZZZ」



ガバス「おい、お前らまで呑気に……」



その時、暗闇に紛れて声が聞こえた



???「動くな!動けば3人の命はない」



ガバス「誰だお前は!」



???「私は四高貴魔族の一人、キートスだ!美味しそうな匂いで我の身体が反応している」



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