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桜の夢

第10章 50cm

「ちょっと疲れてるだけです」


そんな私を船橋さんはじっと見る。

船橋さんの瞳はちょっと茶色がかっていて綺麗だった。

男の人にそんな風に見られるの、慣れてないんだけど!


「辛いことがあるなら言いなよ?俺が聞くから」

「はい。ありが「すみませ~ん。お会計、お願いしま~す」

「はい!少々お待ちください!」


船橋さんは私の返事を聞く前にレジへ行った。

まぁ、船橋さんに相談すれつもりはないけどね。

学校のこと、バイトに持ち込みたくないもの。

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