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桜の夢

第10章 50cm

→SIDE 流星

これでよかったんだ…。

心愛のためを思うならこうするべきなんだ。

俺は走り去る心愛の背中を見ながら思う。

どんなに弱いだの、あり得ないだの言われても構わない。

どんなことをしてでも心愛を守りたかった。

なのに…

こんなに悲しいのはなぜだろう。

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