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桜の夢

第13章 反撃

昼休み。

俺と誠司は3人の女子と校舎裏にいた。

あの後、間瀬は蔵本から名前を聞き出した。

間瀬の読み通り、蔵本はやらされていたようだ。

1年の頃同じクラスの女子に逆らえなくて心愛をトイレに連れ出したらしい。

それを死ぬほど後悔していた、と聞いた。

俺は、その間瀬が聞き出した3人の名前に覚えはなかった。

幸か不幸か、3人とも誠司のクラスの奴らだったので、誠司に頼んで昼休みに呼び出してもらった。

そして今に至る―。

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